11月も後半になり、寒さも本格的になってきました。
うちでは暖房は薪ストーブなので、燃料にする薪を調達してきて、割る作業をどんどんしていかないと間に合いません。
今年中にはお風呂を作る予定なので(もちろん薪炊き風呂)、より薪が必要になってきそうです。
ちなみに薪ストーブは調理にも使えて便利です。
裏山の紅葉を見ながら、夫婦で交替に薪を割っていきます。
その横で、美しい黄色に輝く柚子の実。
そろそろ採り時なのですが、成長しすぎて上の方は高枝ばさみでも手が届かない。夫がノコギリとチェーンソーで枝打ちをして、すっきりした。
柚子は棘がものすごくて、手袋をしても簡単に突き破る。刺さると痛い。
大家のおばあちゃんも喜んでいた。独り暮らしで、なかなか頼める人が周りにいないので、樹木の手入れはいつも手を焼いている。庭木の手入れは、夫がいることで大分助かっているようだ。
そしてシイタケを収穫。
二年前に裏山で伐ったクヌギに殖菌していて、家の裏で育てていた。
とても気まぐれな椎茸なようで、ぽつぽつと出て来る。
最近目をやっていなくて、気付けば成長しすぎて巨大なものが一つ出ていた。あとの二つは手頃サイズ。
天日で乾燥して、干し椎茸にします。
田舎での暮らしには、木が直接わたしたちの暮らしに恩恵を与えてくれているのが実感できる。
ただそれもライフスタイルによりけりで、田舎でも都会人と変わらない生活(エアコン、電化製品まみれ)を送っている人の方が多いような気がしますが・・
自分達の手で木を伐って、燃料にしたり、実を頂いたり、そこからキノコをつくったり、・・本当に欠かせない存在なのです。
里山を復元させる試みを色んなところでされていますね。
とても意義がある活動だと思います。
でも私達の生活スタイル根本から見直さないと、本当の意味での復元は難しいのではないかなと思う事がよくあります。